メキシコ

【2023年最新メキシコ】一度は行ってみたい!メキシコ死者の日ツアーレポート 前編 

10月27日~11月5日までコスタリカ人グループと一緒にメキシコ死者の日ツアーに参加してきました!ツアーはメキシコシティからはじまり、プエブラ、テポストラン、タスコと歴史と文化の町を周遊。この記事では、ツアーの様子をレポートします!

メキシコの死者の日って?




毎年11月1日、2日がメキシコのお盆にあたります。1日は子供の魂が、2日は大人の魂が戻ってくる日です。オフレンダという祭壇を華やかに飾るのが風習。故人の写真、好きだった食べ物などをお供えします。
特に特徴的なのが祭壇に飾る花。メキシコでは、センパスチルと呼ばれるオレンジのマリーゴールドを飾ります。この花は、メキシコ人にとって生と死の象徴とされ、魂を祭壇へと導くとされています。
単なるメキシコの風習がなぜここまで有名になったか?近年、ソニーピクチャーズ「007スペクター」や、ピクサー映画「リメンバーミー」で死者の日が紹介されたことにより認知度があがりました。メキシコ人にとっては、死者を思い出し弔う風習のひとつなのですが、諸外国と比べるとやはり特殊です。もはやお祭り。毎年、200万人以上の観光客が国内だけでなく世界中から訪れます。

ツアー日程とルート

1日目:メキシコシティ到着、夕方市内散策 メキシコシティ泊
2日目:サンアンヘル地区の土曜バザール、コヨアカン地区散策 メキシコシティ泊
3日目:早朝、テオティワカン気球ツアーと遺跡観光。アトリスコへ移動。プエブラ泊
4日目:プエブラ市内観光。プエブラ泊
5日目:チョルーラ観光。ハロウィンナイト プエブラ泊
6日目:テポストランへ移動、観光。 テポストラン泊
7日目:トラジャカパンへ移動、トゥクトゥク観光。死者の日。 オアステペック泊
8日目:タスコへ移動、観光。タスコ泊
9日目:メキシコシティへ移動、死者の日パレード。 メキシコシティ泊
10日目:空港へ移動。 日程終了

Day 1 メキシコシティ到着

旧市街のソカロ広場目の前のBest Western Hotel Majesticにチェックイン。建物は古めですが、景色は抜群。この日はメキシコシティでF1レースがあったこと、死者の日がスタートする週末ということもあり満室。かなり前からの予約が必要です。特にこの時期は、直前だと普段よりも価格が高騰しているのでご注意を!

午後はメキシコシティのメイン通りレフォルマ通りで展示されているアレブリヘスを観に。

アレブリヘスとは?
メキシコの伝統的民芸品のひとつ。架空の動物をモチーフにし木彫りまたは張り子で作成されたオブジェ。

レフォルマ通り
メキシコシティ中心部を斜めに横切る幅の広い大通り。全長14.7km。メキシコ人がお祭りや抗議運動を行う伝統的な場所。また両サイドの歩行通路には、パブリックアートの場としてイベント時にはアート作品が展示されます。

Day 2 サンアンヘル土曜バザールとコヨアカン散策

2日目は少しゆっくりめのスタート。メキシコシティ南部のコロニアルな街並みが可愛いサンアンヘル地区(San Angel)へ。アートな作品やおしゃれなメキシコ雑貨に出会える土曜バザールへ。楽しんだ後は、おしゃれなカフェで一息。

メキシコシティの標高は2240m。低地からくる場合は標高にも慣れるべくゆっくり休み、水分を十分補給が大切です。また、この時期は日中は暑いので散策にはお水を持ち歩きましょう!

サンアンヘルより西へ20分。コヨアカン地区は、カフェやレストラン、民芸品市場が並びます。メキシコを代表する女性画家フリーダ・カーロの美術館などもあり、こちらもアートの町として人気です。南地区を観光した後は、再度旧市街へ戻りソカロ、メトロポリタン大聖堂、アステカ帝国の中心遺跡テンプロマヨールを見学後、自由に散策し2日目解散。

夕食はメキシコ料理『ポソーレ』。旧市街にあるCasa de Toño カサ デ トーニョ。市内に数店舗ある人気店。常に行列ができてますが回転率はすごく早いので待つ価値はあり☆ちなみに30組前にいらっしゃいましたが、20分弱で入店できました。間違いない味です。豚肉または鶏肉ベースの出汁で日本人も好きそうな味なので食べやすくおすすめです。

Day3 早朝テオティワカン気球ツアー 

am5:00ホテル出発。数年メキシコに暮らしていると時間にルーズになりがちですが、今回のグループ素晴らしすぎる。コスタリカ人は時間にかなり正確です。気球は気圧の安定している早朝に飛びます。メキシコシティより約1時間でテオティワカン遺跡そばの気球乗り場へ到着。

メキシコに来て絶対いれてほしいアクティビティのひとつです。世界遺産テオティワカン遺跡のピラミッドを上空から見る贅沢はぜひ経験してほしいですね~♡気球を降りた後は朝食、遺跡観光へ出発。

紀元前2世紀から6世紀まで繁栄した、テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡は圧巻です。
コロナ以降、ピラミッドへ登ることができなくなってしまったのは残念ですが、下から見上げるピラミッドも壮大です。

遺跡を後にし、いざプエブラ州へ向けて移動。3日目は長い長い1日です。途中、スペイン統治時代、貴族が所有していた旧荘園へ立ち寄り。人工池に佇む洋館、チャウトラへ立ち寄り。

エックス・アシエンダ・チャウトラ Ex Hacienda Chautla
住所:Carr. Federal México-Puebla Km. 4-5, 74135 San Lucas el Grande, Pue.
営業時間:8:00~17:30 ※月曜日休館
HP:https://www.facebook.com/ExHaciendaDeChautlaPuebla

夕方、魔法の町アトリスコへ到着。死者の日の雰囲気が漂う町を散策し、プエブラ市内のホテルへ。ハードな1日終了です。プエブラの中心地より徒歩5分ほどのHotel Diana Único。おしゃれでモダンな内装、清潔感もあり◎。3日間お世話になります。

『魔法の町』プエブロマヒコとは?
メキシコ政府観光客が認定した魔法のように魅惑的な自治体のこと。現在国内で132の町が認定。

Day4 プエブラ市内観光

4日目はプエブラ市内観光。プエブラ市内を効率よく周ってくれる観光バスがおすすめ!運転手さんが名所の説明をしながら観光スポットを案内してくれます。せっかくなので2階のデッキがおすすめ☆プエブラ大聖堂横より発着。(大人100ペソ 約1時間15分)プエブラ市内のコロニアルな建物を抜けて、メキシコとフランスが戦った際に要塞が築かれた丘よりプエブラ市内が見渡せる丘へ。

プエブラの戦い
1862年5月5日、プエブラで、フランス軍とメキシコ軍との間に起こった戦闘。ナポレオン3世のメキシコ征服のための侵略戦争で、メキシコ軍はこれを撃退、勝利した。現在でも毎年5月5日は盛大にお祝い。


昼食はプエブラ名物『モレ ポブラーノ』。数種類の唐辛子、香辛料、カカオの入ったソースは初めて食べるとちょっと無理となる人もいそうですが。慣れてくるとこの甘いようなピリ辛が堪らなく美味しいおすすめメキシコ料理の一つです!ぜひ、メキシコに来られたらお試しください!メキシコ風カレーライスというところでしょうか。

Day5 チョルーラ観光

プエブラ2日目は車で40分ほどのチョルーラの町へ。現存していればメキシコ最大級といわれているピラミッド。底辺だけを計測するとエジプトクフ王のピラミッドよりも大きかったとか。頂上にあるのはスペイン人が建てた教会。ピラミッドが発見される前はただの丘の上にある教会だったそうです。ただ、現地の人には言い伝えとしてあの丘の下はピラミッドだということが語り継がれてきたようです。以前はピラミッドの地下を歩くことができたのですが、残念ながら現在は閉まっています。頂上からはチョルーラの町、プエブラの町、運がよければ今も噴火を続けているポポカテペトル山が見えることも。

この日は10月31日、ハロウィン。ホテルへ戻り、夜は中心地へ子供たちにあげるお菓子をもって出発。中心の広場では死者の日にちなんだオブジェのライトアップや、映像が映し出されたり、パレードもあり、かなりの人で賑わっていました。

ライトアップされたプエブラのカテドラルをバックに見事な仮装☆一緒に写真を撮ってもらう場合は10~20ペソのチップを用意しておきましょう!

5日目終了、続きは後編にて・・・

 

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