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WBC2026 Netflix配信現場|フアン・ソト&ゲレーロJr.のスペイン語通訳

WBC2026のNetflix配信関連制作に参加し、プエルトリコ・サンフアンラウンドからマイアミまで、制作コーディネートとスペイン語通訳を担当しました。

2026年WBCでは、Netflixが日本国内で全47試合をライブ・オンデマンド独占配信。その国際スポーツ制作の現場で、急きょMLBスター選手へのスペイン語インタビュー通訳を担当することになりました。

WBC2026のNetflix配信関連制作に参加

私の本職は、コーディネーターのため、基本的には大会スポンサーに関わる方々の食事コーディネートや、制作に関わる準備や撮影などがメイン業務なのだか、その瞬間はいきなり訪れた。

韓国とドミニカ共和国との試合で後者が勝ったら、タティスJr.、ゲレーロJr、フアンソトなど超スーパースターメジャー活躍選手へのインタビューは、英語でやるより、母国語スペイン語でやった方がナチュラルかつ、いい表情が撮れるのではないか?

なんて声がコンパウンドの奥から聞こえてきた。

突然決まったスペイン語通訳

でも西語通訳なんていないよな?

いや、1人たしか今回プロダクションの人間にスペイン語が話せる人がいたから聞いてみようか。

嫌な予感( ;∀;)

予想は的中し、一時間後に今回放映仕切りの日テレのチーフプロデューサーとスポーツ局長にスペイン語通訳お願いできますか、と打診を受ける。

普段は丸山ゴンザレス氏に関わるプロダクションでギャングになんでこの世界に突っ込んだんだ?組織の中の役割は?などの通訳は行ったことがあるが大丈夫でしょうか?との簡単な会話を話した。

しかし、内心は、心臓バクバクでこんな機会はないし、挑戦したい気持ちと何億人の視聴者の前で大失態をかます不安とで揺れ動き、思考回路はショート寸前(‘◇’)

先方からは、

まぁ、まだわからないので決まったらよろしくね〜(‘ω’)ノ

ドミニカが勝つかもわからないからね〜なんて会話で終わり、通常業務へと戻った。

野球専門用語を直前に猛勉強

万が一に備えて、専門用語を頭に入れ始める。

幸い野球を12年間やっていたので、ルールやサインプレーの知識はありましたが、スペイン語で瞬時に伝えるために専門用語を改めて確認しました。

野球通訳で準備した専門用語

  • ヒットエンドラン
  • スクイズ
  • セーフティバント
  • タッチアップ

一方で、試合中に出てくる用語には改めて確認が必要なものも多くありました。

  • マウンド
  • ツーシーム
  • フォーシーム
  • スライダー
  • 押し出し
  • ワイルドピッチ
  • 犠牲フライ
  • キャッチャーの配球
  • リード
  • バッテリーコーチ

あかん、きりがない

今回の試合は、序盤の試合は見ずに専門用語をとにかく2-3時間で頭に押し込み、試合を流し見にしていた。

ドミニカ共和国が韓国に10-0で勝利

5回終わったあたりに、コンパウンドがざわつく(;・∀・)

「これ、コールドゲームあるぞ」

え?

俺通訳いくか否かも本格的に言われていない。

どないなってますか?

【その瞬間は、いきなりやってきた】

通訳行ってください!

いきなりの通訳確定通知

高まる緊張感

散々通訳はやってきた。

テレビやガイド。日本ラム酒協会、警察、軍隊、企業Meetingなど…

Netflixが日本国内で独占ライブ配信したWBC2026の制作現場で、生配信に関わるスペイン語通訳を担当するのは初めての経験でした。

乾く喉と唇に水分補給する間も無く球場へ向かう担当とわたし。

球場裏に到着して、一息つき

大歓声が聞こえた

え?なんの歓声?

なに?

遠くから聞こえた 英語

finished the game!

そう、試合は7回10点差のコールドゲームで終了。予想よりはるかに早くインタビュー対応の時間がやってきました。

どこでやるかもきいてないなか、グランドに放り出された。

鳴り止まないドミニカンファンの歓声、

太鼓音、

眩いばかりのフラッシュ

ようやく自分がどこの舞台で通訳をやるのか悟りはじめる

ここまできたら、やるしかない

さっきいれた専門用語でぶっつけ本番!

WBC2026フアン・ソト選手インタビューでのスペイン語通訳

フアン・ソト選手へのインタビュー通訳

最初に登場したのは、MLBを代表するスター選手、フアン・ソト選手。大歓声の中でインタビュー通訳が始まりました。

日テレの平塚アナウンサーから

今日の試合の振替りに関する質問が飛ぶ

歓声で平塚アナウンサーの声が聞こえない

聞こえないので、耳元で話してください!

こんなやりとりをしてとにかく必死

2回目の質問からビシビシ聞こえて、

さぁ言い訳はできない通訳劇場の開始

今回の華麗な走塁についてお聞かせください

考えずに淡々と通訳

意外とパニックにならずにスラスラとはでた

というか、だすしかなかったスペイン語

1選手に約3-4質問し、言われたことを訳す

終わった ソト選手への質問

言われたことは全て理解できたし、おそらく通訳も。

WBC2026ブラディミール・ゲレーロJr.選手インタビューでのスペイン語通訳

ブラディミール・ゲレーロJr.選手へのインタビュー通訳

このあとブラディミール・ゲレーロJr.選手へのインタビューでも、同じくスペイン語通訳を担当しました。

ゲレーロJRの質問は、正直試合の序盤をみていないとわからない質問で焦ったが無事にのりこえた。

スポーツ通訳で重要だと感じたこと

今回の野球通訳で強く感じたのは、専門用語を知っているだけではなく、試合の流れや山場を把握しておくことの重要性でした。選手への質問は、その直前のプレーや試合展開を前提に進むため、通訳者にも競技理解と瞬時の判断が求められます。

とにかく、終わった瞬間に胃痛がはしり、肩の荷がスッとおりたのを今でも思い出します。実に緊張した初の大舞台でした。

国際スポーツ・映像制作の通訳サポート

HighVoltage Entertainment Latin Americaでは、スポーツ大会、テレビ番組、ドキュメンタリー、インタビューなどにおける日本語・スペイン語通訳と現地制作コーディネートをサポートしています。

  • スポーツインタビュー通訳
  • 撮影現場でのスペイン語通訳
  • 現地リサーチ
  • 出演者・取材先との調整
  • 制作スタッフサポート
  • 翻訳・資料作成

関連実績として、WBC2026 ルイス・アラエス選手インタビュー通訳、WBC2026大会パンフレットのスペイン語翻訳もご覧ください。

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津村剛平

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