クレイジージャーニー

【総括】TBS クレイジージャーニー パナマ編 メキシコ編 コーディネート兼通訳の裏側

本日2022年11月14日(月)、メキシコ編第2弾が放送され、10月17日のパナマ編、11月7日のメキシコ編1弾と経て、一旦きりの良いところまで放送が終了しました!

皆様ご覧いただけましたでしょうか?

クレイジージャーニーで20日間壮絶な旅を丸山ゴンザレス&TBSチームとまわったハイボルテージエンターテイメントラテンアメリカ代表のこーへーです。


写真:取材グッズ 防弾チョッキ

総括、「今日生きていることに感謝したい」そんな撮影内容でした。

さて、このクレイジージャーニーのナルコスコカインのルートを追う企画が成立するまでの裏側について少し触れたいと思います。
企画が通るまでにかかった期間は、なな、なんと、2年半ほどかかっていたんです。

なぜか?

そうです、それはコロナ禍で空白の時間ができたのも一つの大きな要因でもありますが、もっと違う理由もあるのですが皆さんおわかりでしょうか。

答えは簡単で、本当に中南米でマフィアやカルテルを追うのはご法度!めちゃくちゃ危険で誰もやりたくない!

 

ただただそれだけなんです。

我々も、メキシコだけで10〜20社ほどのプロダクション会社に連絡をして、カルテル絡みの取材を行いたいと連絡をとったんです。

軒並み回答は、「私どもはそのようなリスクある取材はうけれません。」でした。

はい、パンドラの箱なんです。

メキシコなんかでいうと今も昔も歩道橋に生首がおかれていたり、誘拐事件もよくあり、警察にゆすられる、ってことはザラにあります。

想像してください、2022年現在ですよ。日本では想像もつきませんよね。

2019年頃から丸山ゴンザレス氏と打ち合わせを重ねに重ね、時には新宿で打ち合わせをし、時にはテレビ電話をして、ありとあらゆる人脈を使い、たどりついたメキシコ編のガブリエル社会学者&ジャーナリスト。

丸山ゴンザレス氏とメキシコ人ジャーナリスト・ガブリエル

とはいえ、彼らを信用していいものなのか、マフィアとつながっていいないのか、そこから彼らとのコンタクトがはじまり、パナマから飛んでは彼らのオフィスに足を運び、コーヒーとテキーラを飲んで、プライベートの話も何度もしました。そうしてようやく信頼関係を構築して、現地のコネクションを作っていきました。

途中は省略しますが、取材がおわって全員が怪我なく生存した状態で、アメリカ側に入国したときに、はっていた緊張感がプツンといい意味できれたような感覚でどっと疲れを感じたのを今でも鮮明に思いだしますね。

現地の受け皿責任者として、番組再開のクレイジージャーニーでいきなり死者をだして番組再開前から打ち切りなんて許されなというプレッシャーとも戦いつつ、とれる安全対策はしっかりとりながらもあとは事件や事故や襲撃がおきたらなるようになれ!との精神でで走り続けた20日間でした。

パナマ編、メキシコ第1弾、メキシコ第2弾の撮影現場の様子や裏話はそれぞれのブログで報告していきます。

以下のTVERやPRAVIでも再放送で確認できますので、是非ご連絡ください。

https://tver.jp/series/sr033d6j4c?utm_campaign=sr033d6j4c&utm_medium=web_lp

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