南米ロケ

【2022年完全版】キューバ撮影・ロケにおすすめスポット 10選!

中南米での撮影やロケをご検討されているテレビ局、制作会社、企業様はどのスポットでの撮影が良いのか、また可能なのかを気にされている方も多いことでしょう。

本記事では、中南米での撮影コーディネート歴10年の弊社が厳選した、キューバでの撮影・ロケに向いているおすすめスポット10選、厳選してご紹介致します。
是非、撮影・ロケにご活用ください。

弊社では、撮影だけでなく個人旅行コーディネートも行っておりますので、ご興味がございましたら是非以下までご相談ください。

kohei@highvoltage.com.pa

【2022年版】キューバ撮影・ロケおすすめのスポット10選

キューバ(正式名称キューバ共和国)はカリブ海に位置する社会主義共和制国家です。首都はハバナ。
1492年コロンブスによって発見されスペイン人により植民地化され、スペインと中南米の中継地として発展しました。
1899年にスペインから独立するもののアメリカによる反植民地状態だったキューバは、1959年フィデル・カストロ率いる革命軍によりキューバ革命が成功し現在に至ります。

キューバってどこにあるの?

キューバはカリブ海に浮かぶ島で、アメリカ フロリダ半島からは南にわずか150kmに位置します。

日本からの行き方

日本からキューバへの直行便はありません。
現在運航している路線はメキシコ経由またはパナマ経由です。

メキシコ経由で16時間
日本とメキシコシティ間の平均フライト時間は13時間。
メキシコとキューバの首都ハバナ間の平均フライト時間は2時間40分。

パナマ経由で24時間
日本とパナマシティ(パナマの首都)間の平均フライト時間は20〜25時間程度。
パナマシティとキューバ間の英金フライト時間は2時間40分。

キューバ撮影・ロケおすすめのスポット10選

No. キューバ撮影スポット おすすめポイント
1 ハバナ旧市街 世界遺産に登録された旧市街はスペイン植民地時代の面影が
2 革命広場 キューバの撮影に欠かせないスポット!
3 クラシックカー 1940年代のアメ車でマレコンドライブへ
4 カバーニャ要塞 旧市街とともに世界遺産に登録されている要塞群
5 モロ要塞 要塞内にある灯台を含めた姿はハバナのシンボリックな景色
6 ヘミングウェイゆかりの地 ノーベル賞作家ヘミングウェイが人生の後半を過ごしたハバナ
7 キューバ音楽シーン キューバ人の生活に欠かすことのできないキューバ音楽
8 青年の島 本島に次いで2番目に大きい島、飛行機で30分!
9 トリニダ キューバ中部に位置し、1514年に創られた古都
10 バラデロビーチ キューバのビーチと言えばバラデロ

1. ハバナ旧市街


1519年スペイン人によって創建された首都ハバナ。
現在でもハバナビエハ(ビエハ=古いの意味)と呼ばれる旧市街にはスペイン植民地時代のコロニアル建物が多く残り、
1992年にユネスコ世界遺産に登録されています。
キューバの古い街並みはスペインのそれと同じく広場を中心に展開しており、ハバナ旧市街にもアルマス広場、カテドラル広場、サンフランシスコ広場、ビエハ広場の4つの広場が存在しています。これらの広場に面するカトリック大聖堂やスペイン総督官邸など荘厳な建物を見れば、キューバがスペインの植民地として南米と本土を結ぶ航路にある重要な交易拠点として重要視され、大いに発展したことがうかがうことができます。また文豪ヘミングウェイお気に入りのホテルやバーなど多くの見どころがあり、ハバナの景色のひとつとして必ず紹介される場所が集中するエリアでもあります。
旧市街の本当の魅力はそうした観光スポットだけではありません!
一般的な観光スポットを一通り見学したら、ぜひ一本路地を外れて一般の人たちが生活するエリアものぞいてみてください。
十分に手入れされているとはいえませんが老朽したコロニアルな建物に暮らす人々の暮らしぶりを垣間見ることで、人生を謳歌しながらしたたかに生きるキューバ人の本質を知ることができます。

2. 革命広場


キューバ関連の本や雑誌の特集記事、テレビ番組で必ず登場するハバナ革命広場。中でも広場に面した内務省の建物壁面にあるチェ・ゲバラの肖像は、多くの人が目にしたことがあることでしょう。普段は広い駐車場のようなスペースで観光客も自由に往来でき、クラシックカーを使った市内散策では定番の停車ポイントです。
そんな革命広場ですが、国の大きな行事が開催されるときには周辺の道路も規制され多くの市民が集まります。
中でも有名なのが5月1日メーデーの集会、この日は早朝から労働者たちが大きな旗を掲げて広場に集合し、国家評議会議長が演説を行います。
前議長のフィデル・カストロの長時間の演説は有名ですが、この革命広場でも大群衆を前に何度も熱弁をふるいました。
広場の周辺には上記の内務省のほか、同じくキューバ革命の英雄カミーロ・シエンフエゴスを掲げた情報通信省、国防省があり、周辺にも各省庁や共産党本部など国家機関の建物が集中する官庁街となっています。
広場の中心にある高い塔は、キューバの英雄ホセ・マルティの記念館。高い塔の最上階は展望台となっていて、ハバナで一番高いところからが360度街をグルっと見渡すことができます。

3. クラシックカーに乗ってハバナをドライブ!


キューバ名物、クラシックカー!
一般的に思い浮かぶのは大型で派手な印象のアメ車。
キューバ革命以前にアメリカから入ってきた1940年代〜50年代のシボレーやフォードなどが多く、これらを「改造」しながら現代まで使い続けています。
つまり60〜70年落ちの車が当たり前に現役で走っています。
オープンカーでの市内散策はハバナ観光の目玉となっているが、海沿いのマレコン通りを風をきって走るのはサイコーに気持ちがよく、コロニアルな街並みを背景にその姿を写真に収めれば、抜群の映えです!
通常、屋根のないコンバーティブルタイプのクラッシックカーは観光客用です。
目的地まで普通のタクシー同様に利用するのも可能だが、多くの場合はいくつかの名所を巡る市内観光ツアーを提供していて、ドライバー自身がガイドもしてくれます。
車にあまり興味がなくても、セントラルパークあたりに停まっているカラフルなオープンカーを見れば「乗ってみたい!」と思ってしまいます。
車好きの人ならなおさら・・・
何はともあれキューバへ来たからには、見るにつけ乗るにつけクラシックカー体験は必須です。

4. カバーニャ要塞からみるハバナの街


ハバナの街は要塞と城壁で防御された都市でしたが、今でもそうした防御施設の跡が残っています。
旧市街側にはフエルサ要塞とプンタ要塞、そして旧市街からハバナ湾を挟んで対岸に目をやると、高台にある灯台を備えたモロ要塞、その横に長い石垣が岸壁上部に張り付いたように見えるカバーニャ要塞を望むことができます。
これらの要塞群はハバナ旧市街とともにユネスコ世界遺産に指定されています。
これらの石造りの強固な施設を見ると貿易の中継拠点として発展したハバナの街の置かれた状況だけでなく、スペインの財力や建築技術などを見知ることができます。
歴史に興味がなくても、その大きさに驚き絶壁に組まれた巧みな石造りの急勾配に要塞としての役割を実感することができるでしょう。
カバーニャ要塞をオススメする理由は他にもあります。
本当の見どころは要塞から見えるハバナの街です。
カバーニャ要塞は、カリブ海域で最も規模の大きな要塞です。
ハバナ湾側に一直線に伸びる石垣の上にあるテラスには大砲が並び、有名な大砲の儀式Cañonazoカニョナッソが毎晩ここで行われます。
重要な軍事関連の行事や外国軍艦の入港時などにはここでセレモニーを行い大砲が打ち鳴らされます。
広い構内はチェ・ゲバラの執務室ほか展示施設もあって見所は多いのですが目玉は、ここから見える対岸のハバナ市街遠景です。
手前の旧市街、カピトリオの光り輝く黄金のドームが一際目立ちます。
奥には革命広場のホセマルティ記念館の塔、平らな土地に広がるハバナの街を一望できます。

5. モロ要塞からのぞむ夕日


モロ要塞はハバナ湾の入り口の断崖をうまく利用して作られた要塞で、ハバナ側から見る要塞内にある灯台を含めたその姿はハバナのシンボリックな景色のひとつとしてお馴染みです。
要塞内のテラスの部分には大砲が添えられ当時を彷彿させるが、この一番高いところからは視界の左半分にハバナの街、右半分に青い海が広がります。
要塞の裏を巨大な堀に沿って行くと、本体から離れて外海に突き出たようにある砲台のあったテラスに出ます。
ここからの眺めも絶景です。またそこは要塞の最も高低差の大きい張り出し部を横目に、遠くにマレコン沿いの建物の並びが伸びるのが見られ、夏場はその横の海に太陽が沈む絶好の夕陽スポットでもあります。

6. ノーベル賞作家ヘミングウェイゆかりの地


人生の後半をキューバで暮らし、ノーベル文学賞受賞作の『老人と海』をはじめ数々の名作をこの地で書き上げた文豪ヘミングウェイ。
彼はとりわけキューバの海を自然を愛し、執筆活動の合間には好きなお酒と釣りをキューバ人とともに楽しんだといいます。
ハバナとその近郊にはそのヘミングウェイゆかりの場所が多くあり、人気の観光スポットとなっています。
ハバナ旧市街にあるヘミングウェイの定宿アンボスムンドスホテル、執筆の合間に通ったバーEl Floridita(エル・フロリディータ)、La Bodeguita del Medio(ラ・ボデギータ・デル・メディオ)へは旧市街散策中に訪れて、ヘミングウェイお気に入りのカクテルを是非試したい。またハバナ市内から車を30分ほど走らせると1940年に購入した邸宅、フィンカ・ビヒアがあり現在は博物館として部屋の様子が当時のままに公開されています。さらに釣り好きだったヘミングウェイが所有した船を停泊させていたコヒマルの漁港へ足を延ばせば、『老人と海』に描かれたそのままの小さな漁村を目にすることができます。

7. キューバ音楽シーン


キューバ人の生活に欠くことのできないもの 『音楽』。
街を歩けば音楽があふれています。
路上ミュージシャンの演奏、家庭のステレオから流れる音楽、バスにポータブルのスピーカーを持ちこんで大音響で鳴らす人・・・
そうしたキューバ音楽を求めてキューバを訪れる人は決して少なくはなく、実際に旅行者でもさまざまな音楽シーン、ショーを見聞することができます。
華やかなキャバレーのショーが見たいのなら、トロピカーナショーは外せません。
選び抜かれたダンサーとミュージシャンによるレベルの高いダンスと音楽を楽しめます。
映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の世界を再現すべく、ベテランのミュージシャンによるキューバ伝統音楽の演奏を聞かせるショーも開催されています。
カサ・デ・ラ・ムシカ(音楽の家)はサルサからポップスまで、キューバの現代音楽シーンを牽引するトップバンドの演奏を間近で聞くことができるライブハウスです。
地元の人たちに混ざって踊りながら、キューバの音楽を肌で体感できる最高の場所です。
ルンバと呼ばれるジャンルやキューバで信仰されるサンテリアと呼ばれる宗教絡みの音楽やダンスに興味があれば、日曜日のCallejón de Hámelへ行くことをおすすめします。
地元のアーチストたちのカラフルな作品に囲まれたその名の通り細い路地で、屋外ライブが開催されます。

8. 青年の島


キューバ本島についで第2の島、Isla de la Juventud(イスラ・デ・フベントゥ=青年の島)。
その名前にあるように少し前までは多くの留学生がここで医学を学び、またキューバ人の若者たちも農業体験などの活動をここで行っていました。
かつてはIsla de Pinos(イスラ・デ・ピノス=松の島)と呼ばれていたように島内には松の木が多く育ちます。
島一番の観光スポットはプレシディオ・モデロ刑務所。
1967年に閉鎖され、現在は記念館として公開されています。
1953年サンティアゴ・デ・クーバのモンカダ兵舎を襲撃し蜂起した罪で、20か月間フィデル・カストロはこの刑務所に囚われていました。
広大な敷地の中にパノプティコン型と呼ばれる円形の牢獄、食堂などが配置されていて、当時のままの様子が見学できます。
大量の囚人たちが収容された円形牢獄ではなく、別の建物にあるフィデルが過ごした場所も入場でき、そこには様々な関連資料が展示されています。
また日本人にとっては触れずにはいられない歴史がここにはあります。
第2時世界大戦中、アメリカの傀儡政権であったキューバは日本を敵国とみなし、キューバに暮らす日系移民たちをプレシディオ・モデロ刑務所へ投獄しました。
日系移民たちが投獄されていた棟は公開されていないが、博物館にはイスラ・デ・フベントゥに暮らしていた日系移民家族の写真などが展示されていました。
確かにこうした歴史は重いのだけれど、それほど遠くない昔が生々しく感じられて妙な興奮を覚えキューバにある史跡の中で、日本人にとっては間違いなく一番心を揺さぶられる場所です。

9. 世界遺産トリニダの街並み


トリニダはキューバ中部、1514年に創られたキューバでも最も古い都市のひとつす。
18〜19世紀植民地時代にはサトウキビ栽培で繁栄し、当時の富豪たちが建てた豪華な建物が街の中心部に残ります。
これらのトリニダの街並みと現在もサトウキビを栽培し、所々に大規模農場跡が残るロス・インヘニオス渓谷は、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
トリニダは小さな街で中心地は歩いて半日もあれば回れます。
街の中心にある教会や広場のほかは特に目玉となるような見所があるわけではないけれど、その街並み丸ごとがとにかく絵になります。
ハバナのような大きな街からたどり着くと街のサイズとトリニダの人たちの振る舞いに、ホッと心落ち着きます。
かつての繁栄した時代が街の景色にしっかり感じられるのに、そうした時代の華やかさよりものんびりした印象が強いのは、そこに今暮らす人々の生活が反映されるからでなはいでしょうか。
またトリニダの魅力のひとつは、カサパルティクラル。築200年、300年というトリニダ独特の平屋でコロニアルな建物に泊まってみるのはいかがでしょうか。
観光客も多いトリニダは質の高いカサがたくさんあって、どこも本当に素敵です。

10. キューバのリゾート地バラデロ


バラデロはトリップアドバイザーのビーチランキングでも常にトップ10入りする世界有数の美しいビーチであり、キューバで一番のリゾート地です。
外国人観光客だけでなく、キューバ人にとってもバラデロは「とりあえずいかなきゃ」の外せない観光地でもあります。
白い砂と青い海のコントラストはピカイチで、ここほどヤシの木が似合うところはありません。
絵に描いたようなビーチを目の前に大型のリゾートホテルが並びます。
ホテルの多くはオールインクルージブルで、宿泊中は飲食も含めたホテルの施設を利用することができ快適リゾートを楽しめます。
他のカリブ海諸国のリゾートにくらべて比較的リーズナブルであることも嬉しいポイントです。
太陽の楽園、キューバのイメージぴったりの場所といえば、やはりバラデロは外せません。

まとめ

キューバ撮影スポット10選いかがでしたか?

弊社では、撮影だけでなく個人旅行コーディネートも行っておりますので、ご興味がございましたら是非以下までご相談ください。

kohei@highvoltage.com.pa

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP