カリブ

【2022年5月】キュラソー カリブ海に行って来ました

2022年5月、中南米カリブのコロナは落ち着きを見せはじめ、通常通りの生活に戻りつつあります。
ゴールデンウィークにVIPのお客様からメキシコ、ドミニカ共和国、キュラソー、アルーバ、キューバの世界遺産巡りのコーディネーション依頼を受け中南米カリブを飛びまわってきました。

今回は、日本では馴染みのないオランダ領カリブ島、キュラソーについてご案内致します。

キュラソーってどこにあるの?

キュラソーはオランダ王国を構成する4つの構成国のひとつであり、南米ベネズエラから60㎞程に位置しております。

日本からの直行便はありません。
中南米最大の航空会社コパ航空の本拠地であるパナマから直行便がでているためパナマ経由での入国が一般的です。

日本の東京からだと、成田→メキシコ→パナマ→キュラソーとなりざっくり30時間くらいかかるでしょう。
せっかくなので、近隣の国と併せて訪問するのがおすすめです!

キュラソーってどんな国?


人口わずか15万人、面積は444km2(広島県広島市の約半分の面積)です。
1日もあれば回れるキュラソーは、オランダ王国を構成する1つの国で南米ベネズエラの北60㎞地点にあるカリブ諸島の1つです。

言語はオランダ語を公用語としていますが、スペイン語、英語が使える上に、世界でもアルーバ、ボナレイ、キュラソーを総称して呼ぶABC諸島周辺でしか使われていないパピアメント語があります。パピアメント語は、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語がミックスしたクレオール言葉ですが、スペイン語話者やポルトガル語話者ならだいたいなんとなく何を話しているか部分的に理解できます。

スペイン語、英語、ポルトガル語のいずれかの言語ができれば、旅行程度であればなんとかなります。
観光業が盛んなだけあり、ローカルはほぼトリリンガルなのも驚きです。

世界遺産 キュラソー島の港町ウィレムスタット市内歴史地区

 

歴史的背景から首都のウィレムスタット市内はオランダの首都アムステルダムを連想させるような町並みですが、そこにカリブ海らしいカラフルな家々が並び非常に美しいです。キュラソー島の歴史は1499年アメリゴ・ベスプッチにより発見された以降、スペイン領となったことから始まります。1634年にオランダ西インド会社に奪還された後は、スペインとオランダ間でアメリカ大陸の銀の輸送ルートして奪い合いが続きました。その結果、オランダはスペイン船を襲撃する目的としてこの地にアムステルダム要塞を建てています。よってキュラソーはスペインが金銀財宝を南米から運び出すのを阻止するべく海賊の拠点として活躍した背景があります。

世界遺産 クイーン・エマ橋


1997年にUNESCO世界遺産に登録されたキュラソー島の港町ウィレムスタット市内の歴史地区ですが、セントアナ湾に架かり、旧市街のプンダ地区とオトロバンダ地区を結ぶ可動開閉式の桟橋で非常に美しく、世界遺産を構成する1つの対象物となっております。

キュラソーの食事は?


オランダ領のキュラソーですが、食事はアフリカや中南米色が強く主食は豆やお米を食べます。
主食とよく一緒に食べられるのがスープ類。種類は多様で、お肉が入ったものや魚、中南米ではよく食べられるバナナの入ったものがあります。キュラソーに来たら是非試してもらいたいのがコチラ!!
“イグアナスープ”
Mercado Viejoと呼ばれるローカルフードコートでイグアナスープを飲みました。
チキンのような味で現地人はナチュラルバイアグラと表現していたので精力増強効果ありかもです☆

世界有数のカリブビーチ



キュラソーのビーチはどこも変に観光地化されていないとてもナチュラルで美しいカリブビーチです。
現地ではキュラソーブルーなんて例えたりもするほどエメラルドでどこを切り取っても絵になる最高のビーチです!
中南米カリブでTOP3に間違いなく入るビーチですね!

ホテルは5☆ALL INCLUSIVEで美味しいお酒と食事を堪能し隣のアルーバまで小型機で飛びました。

キュラソーに関する旅行&撮影コーディネートはこちらまで
kohei@highvoltage.com.pa

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